帰り道


二泊した輪行ツーリングの帰路。
がら空きのローカル線の電車に、
九月の斜光が入り込み、その陰翳にはっとする。
それだけのことなのだが、帆布のバッグは何か言いたげにも見える。
物事は、比喩に満ちている。われわれが知っているのは、世界のほんの一部だけなのだ。

copyrightCopyright © 2008 Kazuya Shiratori All Rights Reserved




シクロツーリズム写真館のトップに戻る


トップページに戻る


inserted by FC2 system